秋の扉

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母の遺影写真を、仏壇の上のなげしにあげた。父の遺影の隣に並べて。
もうじき母の三回忌だから。

夫の遺影を横にずらし・・・

三人の傾斜が、なかなか合わずに苦労。脚立を登ったり降りたり。脚立を登るのは怖い。

作業をしながら考えた。

いずれの日にか、この写真も処分しなくてはならないだろうな、と。

数日前に、父母の遺した写真の数々を、半分ほど処分した。胸が痛んだが、2つの衣装ケースに満杯あったのだ。どこかに行った思い出は、その当事者が見てこそ思い出として価値がある。

この3人の遺影も私や妹がいなくなったら、誰が誰なのか知る人はごくわずかになる。

そういうものだ。時が流れていくというのは。

外は日差しが強くなり、晴れ渡った空を飛行機雲が横切っていった。

(ちょっと、そこの電線、どいてくれないかなぁ)
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by hatibee8 | 2013-09-10 00:18 | 日常生活