地道という言葉を思い出した

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わが家に塀の工事に来ている人は二人。30歳前後の人と50歳前後の人。よく働きます。この暑いのに、朝の7時40分ごろから夕方の5時過ぎまで。お昼と十時、三時は少し休憩する。でも、その他はほとんど休んでいない。小さな業者さんなので、廃棄物処理場への運搬から、キャタピラーの操作、セメントつくりなど、全部こなす。黙々と、ひたすら汗して動き続けている。感心してしまった。

今の日本は、このように肉体を使って働く若い人が減っているらしい。きついことは敬遠されている。しかし、こういう人もいなければ困る。この仕事、使うのは肉体だけではない。ブロックを積む基礎の計測など、頭も技術も必要。ある程度熟練しないとできない。わが家に来ている二人のうち、若い人の方がキャタピラーの運転をしているし、塀づくりの技術的なことは上のように見える。でも、上下関係ではない。二人とも無口だけれど誠実そう。

この二人を見ていて、地道という言葉を思い出した。今の世の中、地道に働くことの大切さが忘れられているのではないか。見積書でこの二人の日当を見たけれど、決して高くはない。デスクワークや頭脳労働に較べて、低いのではないか。

親方は、朝、二人に指図して、私に少し説明した後は来ない。機械や工具、車や、それを置く場所を持ち、人を雇って動かす仕事らしい(地元の人なので信用はおけるし、面白い人)。いま、わが家に来ている若い人は、エクステリア方面が得意らしいから、将来は親方になるつもりかも。
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by hatibee8 | 2011-08-23 10:47 | 日常生活