3・11以後のしわしわ詩話会

詩話会に参加。
最近は滅多に参加しなくなっていたが、知り合いが合評作品を出していたので、それで。

合評会が終わりかけたころに、誰かが「3・11以後うんぬん」と発言した。3・11以後、今までどおりに詩が書けるか、というのである。

私も、3月4月のころは、詩など書いている場合ではないと思っていた。そして、書くなら震災をテーマにして書かねばと思った。しかし書けなかったし今も書けない。震災をテーマにした詩を新聞などで拝見しても、そうよい作品とは思えない。

金子みすずの詩が注目を浴びたように、こんなときだからこそ、元気の出る、心温まる詩が必要なはずなのに、同時代を生きている私たちは、あまりにすごい現実の前に、そのテーマを前にすると粉々に砕けてしまっている。そして、震災から3ヵ月過ぎたいま、3月4月のころのショック状態が薄れてきていることを感じる。


毎回、しわしわの多い年代の集まりの詩話会。今回は若い人も参加してほっとしたが、それはそれとして、「3・11」という提起は、やはり考えてしまった。
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by hatibee8 | 2011-06-04 23:04 | 詩のこと